用語集

サンドグリーン

解説

サンドグリーンとは、グリーンの芝の下地を土ではなく、何層もの砂で造ってあるグリーンのことです。

サンドグリーンは、芝の生育に適した土壌を必要としないため、砂漠などの不毛の地でもコースを造ることができます。また、砂は水はけがよく、排水性が高いため、雨天時でもグリーンを維持しやすいというメリットもあります。

しかし、サンドグリーンは、砂が舞い上がりやすく、また、ボールが砂に潜りやすいというデメリットもあります。そのため、サンドグリーンでは、ボールを砂に潜らせないように、ボールの前方に砂を少し掘り起こして、ボールを打ち出すのが基本です。

サンドグリーンは、日本では明治時代に初めて造られたといわれています。現在では、世界中のゴルフ場でも採用されています。

サンドグリーンの特徴は、以下のとおりです。

  • 芝の下地が砂
  • 水はけがよく、排水性が高い
  • 砂が舞い上がりやすい
  • ボールが砂に潜りやすい

サンドグリーンは、砂漠などの不毛の地でもコースを造ることができるため、ゴルフの普及に大きく貢献したと言えます。