用語集
グリップスピード
解説
「グリップスピード」とは、ゴルフスイングのインパクト直前の手の動きとリストのターンのメカニズムを説明するための概念です。
グリップスピードは、スイングのスタイルによって大きく異なり、そのことについて説明するために用いられるのが、グリップスピードという概念です。
グリップスピードが速いタイプのゴルファーによるスイングは、手元が動きながらインパクトする傾向が高いです。手首の返しをあまり使わず、腕・身体を使って打つことから「ボディターン型」と呼ばれます。
一方、グリップスピードが遅いタイプのゴルファーによるスイングは、手首を大きく返してインパクトする傾向が高いです。手首の返しを積極的に使うことから「リストターン型」と呼ばれます。
グリップスピードは、クラブのヘッドスピードに大きく影響を与えます。グリップスピードが速いほど、クラブのヘッドスピードも速くなり、ボールの飛距離が伸びます。
また、グリップスピードは、ボールの方向性にも影響を与えます。グリップスピードが速すぎると、ボールが右に曲がりやすくなります。
自分に合ったグリップスピードを見つけることが、飛距離アップやスコアアップにつながります。
以下に、グリップスピードを測定する方法を簡単に説明します。
- クラブを振り上げ、インパクトする10cm手前を、クラブヘッドが通過するときのグリップの速度を計測します。
- 計測した速度を、自分の年齢や体格、スイングのスタイルなどを考慮して、適正なグリップスピードを判断します。
グリップスピードは、繰り返し練習することで、向上させることができます。