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COLUMN コラム

ゴルフ場を徹底解説!レイクグリーンゴルフ倶楽部の魅力は? 

レイクグリーンゴルフ倶楽部の概要と魅力

岐阜県可児郡に位置するレイクグリーンゴルフ倶楽部は、名古屋から車で約1時間という利便性と、丘陵地特有の起伏を活かした戦略的な設計で高い人気を誇るゴルフ場です。開場は1985年と比較的歴史があり、名匠の設計思想が随所に反映されているため、挑戦意欲をかき立てられるレイアウトが特徴です。36ホールを備え、広大な敷地に2つの異なる個性を持つコースを展開しており、プレーヤーの力量や戦略に応じて楽しみ方を変えられる点が魅力となっています。さらにゴルフ場の名前が示す通り「レイク(湖)」を意識した池の配置が絶妙で、景観美と同時にスリリングなショットを演出しています。  

自然との調和が生み出す景観美

四季折々の自然に囲まれたレイクグリーンゴルフ倶楽部では、春は桜や新緑、夏は深い緑と池のきらめき、秋は紅葉、冬は凛とした空気の中でのプレーが楽しめます。単にスコアを競う場としてだけではなく、自然を満喫できるリゾート空間としての価値も高いといえます。 

まず押さえる全体戦略(2グリーン・高速グリーン・ハザード配置)

レイクグリーンゴルフ倶楽部は二つの18ホール(レイク/みさの)で構成され、合計36ホール・パー144の大規模設計で、A・Bの2グリーン運用、バンカー174、池が絡むホール17という数字が示す通り「狙いどころの見極め」がスコアの分水嶺になります。9〜11月晴天時の平均スピードは約9.5ftと公表されているため、下り傾斜では“届かせる”より“止める”タッチを優先し、上りはライン優先でしっかり目に打つのが基本です。2グリーンはピン位置で実質の奥行きが変わるため、フロントエッジ基準でのキャリー管理と、左右どちらのグリーンでも外したくない“安全側”をティーイングエリアから逆算しておくと3パットと大叩きを減らせます。フェアウェイは伸び伸び打てるホールも多い一方、池と多彩なバンカーで落とし所が限定されるため「ドライバーで最短を突く」よりも「レイアップして得意距離を残す」コースマネジメントが有効です。 

レイクコースの特徴

レイクグリーンゴルフ倶楽部の顔ともいえるレイクコースは、距離が長くフェアウェイが比較的広い設計になっていますが、各ホールに巧妙に配置された池やバンカーがプレーヤーを待ち受けています。特に池越えのショートホールは風向きによって難易度が大きく変化し、精度の高いショットが要求されるため、プレーヤーの腕前が試されます。ティーショットで飛距離を出したい一方、2打目以降では確実な方向性が求められるバランス型の戦略が必要となります。  

スリル満点の池越えホール

レイクコースの名物はやはり池越えホールで、グリーン手前の池が心理的プレッシャーを与え、スイングの安定性やクラブ選択の正確さが問われます。安全策を取るか、攻めて一気にバーディを狙うかの判断がスコアを左右するため、ラウンド中もっとも盛り上がる場面となります。 

レイクコース攻略(池と向き合う“攻めと守り”の選択)

ロングホールのセカンド“欲張らない”原則

フラットに見えてもセカンド地点が絞られるホールが多く、林や池により幅が一気に狭くなります。スプーンやUTで届かせに行くより、得意なウェッジ距離を残す三打目勝負が安全かつ寄せワン確率を引き上げます。 公式ホール解説でも“セカンド地点の狭さ”が繰り返し示唆されており、番手を一段階落としてフェアウェイ確保を。 

ニアピン推奨ホールの考え方

レイクOUT7番、IN14番はニアピン推奨とされるショートで、風・高低差・池/バンカーの配置を見極めればバーディチャンスが生まれます。 
ティーで“グリーン面の最も広い帯”を捉えるクラブを選び、ピンが端ならセンター重視で2パット確保、手前に外して上りを残すのが定石です。 

みさのコースの特徴

一方、みさのコースは距離がやや短めで、林に囲まれたホールが多く、ティーショットの方向性が非常に重要です。飛距離があるプレーヤーでもコントロールを欠くとすぐに林に捕まるリスクがあり、戦略的なクラブ選択と落とし所を意識したプレーが求められます。レイクコースに比べて一見優しそうに見えるものの、正確性を欠くとスコアを崩しやすく、実際には難易度の高いコースとして知られています。 

初心者から上級者まで楽しめる設計

みさのコースは戦略性の中にも工夫があり、初心者は無理のないルートを選びつつ経験を積め、上級者はリスクを冒してスコアアップを狙えるというバランス設計が光ります。初級者がコースマネジメントを学ぶのに適した環境であると同時に、上級者にとっては気の抜けないスリリングな挑戦の場となっています。 

グリーンの難易度と管理体制

レイクグリーンゴルフ倶楽部のグリーンはベント芝を使用し、年間を通じて高速グリーンとして仕上げられています。微妙なアンジュレーションと傾斜があり、下りラインではわずかな力加減で大きく転がってしまう繊細さがあるため、パッティング技術がスコアメイクに直結します。専門のグリーンキーパーが徹底的なメンテナンスを施しており、季節を問わず高いクオリティが維持されていることも評価されています。競技会でも使用されることが多く、アマチュアにとってはトーナメント気分を味わえる環境が整っています。 

練習と実戦の両面で活かせるグリーン

ラウンド前の練習グリーンも本番と同じコンディションに整えられているため、事前にタッチや転がりを体感することができます。これによりプレー当日の調整がスムーズにでき、パット数を減らす大きな助けとなります。 

みさのコース攻略(方向性と風読みでスコアを作る)

11番(Par4 HDCP2)二段グリーンの段取り勝負

難易度の高いミドルは、ティーで左サイドに置けるかが分かれ目。二段グリーンは段を外すと3パット率が急上昇するため、ピンの“段”に同調させる番手選択を最優先し、届き切らないなら手前段に刻んで上りのラインを残します。 

12番(Par3 HDCP18)打ち下ろし×ガード群の正解

短い代わりに前衛バンカーが効いています。打ち下ろしで距離を短く見積もりやすいぶん“番手を下げ過ぎない”ことが大切。 
キャリーでフロントエッジを越える設計で安全に面へ着弾させ、スピン過多で戻し過ぎない球質を選ぶのが現実解です。 

14番(Par5)クロスバンカーの分岐点

緩やかな打ち上げにクロスバンカーが絡むロングは、セカンドを“木の左右に打ち分ける”指示どおり、狙うサイドをティーから決めておくのが鍵です。 
得意距離の三打目を残せる側へ運び、ライ次第では無理にグリーンを狙わない判断がスコアを守ります。 

池越えのショートで風を味方にする

みさのコースの池越えショートは“右からの風に注意”が公式の注意点。フォローなら弾道を抑えて距離の暴れを抑制し、アゲンストなら一クラブ上げてスピン量を少し増やす発想でキャリーを安定させます。右風はプッシュのミスを増幅するため、アドレスでフェースを被せず、スタンス方向で修正を行うのが鉄則です。 

クラブハウスとサービス

クラブハウスは広々としたロビー、眺望の良いラウンジ、地元の食材を生かしたレストラン、大浴場など、プレー以外の時間を快適に過ごせる施設が揃っています。特に浴場から望む自然の景観は格別で、ラウンド後の疲れを癒す場として多くの来場者から好評を得ています。レストランでは飛騨牛や地元野菜を使用したメニューが人気で、プレー後の楽しみの一つとなっています。

コンペ利用にも最適な設備

レイクグリーンゴルフ倶楽部はコンペ対応力も高く、広いパーティルームや充実した表彰式設備を完備しています。企業利用や大人数のイベントでもスムーズに運営でき、参加者全員が満足できる空間を提供しています。 

アクセスと利便性

中央自動車道・土岐インターチェンジから車で約5分という立地の良さは、遠方からの来場者にも便利です。名古屋から約1時間という距離は日帰りゴルフに最適で、都市部に住むゴルファーが週末に訪れるのに非常に適しています。車を利用しない人でも土岐市駅からタクシーで10分程の為、安心して来場できます。アクセスの利便性はリピーター増加に大きく寄与しており、週末には多くのゴルファーで賑わいます。 

周辺観光との組み合わせ

土岐市は陶磁器の町としても知られており、ゴルフと観光を組み合わせた過ごし方も可能です。またレイクグリーンゴルフ倶楽部から車で15分程の場所には、土岐プレミアム・アウトレットが存在します。場内にはゴルフショップもいくつか存在するため、ゴルフ前後に利用して新しくクラブやウェアを新調するといった楽しみ方もあります。 

まとめ

レイクグリーンゴルフ倶楽部は、36ホールのスケールと戦略的なレイアウト、徹底されたグリーン管理、快適な施設、アクセスの良さを兼ね備えた東海エリア屈指のゴルフ場です。初心者から上級者、個人から団体利用まで幅広く対応でき、四季折々の自然を楽しみながらゴルフの醍醐味を堪能できます。名古屋近郊で質の高いラウンドを求めるなら、必ず選択肢に入れるべき存在といえるでしょう。