用語集

マッシーニブリック

解説

マッシーニブリックとは、ゴルフ用語で、9番アイアンの(古い時代の)別称です。

19世紀中頃、ガッタパルチャーボールが出現したことに伴い、鉄製のクラブ、所謂、アイアンが多用されるようになりましたが、20世紀前半にスチールシャフトが使われ始めるまでは、ヒッコリー(木製)シャフトが使われ、クラブは5番アイアン(5 Iron)とか9番アイアン(9 Iron)のように番号では呼ばず、マッシー(Mashie)、ニブリック(Niblick)など名前で呼んでいた時があったのです。

マッシーは、5番アイアンの別称であり、ニブリックは9番アイアンの別称です。どちらも、ロフト角が小さく、コントロールしやすいクラブです。

マッシーニブリックは、現在では使われなくなった呼び方ですが、ゴルフの歴史を知る上では、知っておきたい用語です。